環境問題への関心を高めようと、風力と太陽光発電で光る照明灯が今月から城山町久保沢の城山町商工会館前にお目見えした。配電盤や風車の羽などの部品を除き、城山町商工会青年部メンバーの手作り。青年部は「クリーンな発電システムが町のシンボルになれば」と期待を寄せている。
風車羽とソーラーパネルを組み合わせた構造で、高さ約五メートル。LED(発光ダイオード)六十個が足元部分に組みこまれている。
直径一・五メートルの風車羽とソーラーパネル(縦五十三センチ、横百二十センチ)で発電した電力をバッテリーにため、日没後から五時間ほど光る仕組みだ。風速一メートルの穏やかな風でも風車が回る最新式のシステムを導入している。
青年部が風力図を調べたところ、城山、津久井町周辺は比較的風の強い地域だったという。そうした特性を生かし町のイメージアップを図る目的で、町北部に大型の風力発電施設の設置を目指している。まず手始めに、風力発電を身近に感じてもらおうと小型の装置を町の中心部に設置することにした。
青年部のメンバーらが材料を持ち寄り、通常の設置費用の半額以下の約七十五万円で完成させた。
青年部風力発電設置実行委員長の竹林利雄さん(38)は「きれいなエネルギーを活用し、本当に青い空を取り戻したい」と話している。