太陽熱を使った市民共同発電所が、八日市市緑町の「八日市やさい村」の建物屋根にこのほど完成。12月初めから発電を開始する。「八日市市新エネルギー推進会議」(榎木貞夫会長)が市民などから出資を募って建設を進めてきた。“太陽の恵み1号”という名前も決まり、同会議は12月7日に市民への披露イベントを行うことにしている。
縦1メートル、横1・3メートルのパネル37枚を取り付けた5・99キロワットのソーラー発電システム。市が昨年8月、地球温暖化防止のため「新エネルギー推進会議」を設けて設置を計画。出資を募ったところ市民や団体、事業所などから反響があり、285万円もの出資と25万円もの寄付が集まった。さらに県の補助金がつくことになり、当初の倍近い発電規模の装置になった。
総事業費は526万円。今春オープンした「八日市やさい村」(広さ約150平方メートル)の協力で屋根に設置。年間6000キロワット以上の発電量が期待できるといい、一部は利用するが大半は関西電力に売却して出資者に20年間で償還する予定。
同会議は2号機、3号機の建設にも取り組みたいとしている。 【斎藤和夫】(毎日新聞)