「燃えない木材」生産へ 龍神村の建設会社 改良薬剤を注入加工 来年早々認可見込み

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紀伊民報

 龍神村小家の川口建設(川口明久社長)が生産している、燃えにくい「準不燃」の製材製品がさらに改良されて、1月にも「不燃」として国の認可を取得する見通しだ。注入加工薬剤を開発販売している業者によると、木材で「不燃」の認可を受けた製品は国内で数少ないという。

 現在の「準不燃」木材は、天然木材にホウ酸化合物を主成分とした薬剤を注入している。注入技術などは川口建設の川口包光会長(69)が開発した。火をつけると木材は燃えずに炭化し、炎も有毒ガスも出ない。京都市に本社を置く化学製品会社「アドコスミック」が薬剤を開発し、平成13年に国土交通省の「準不燃」の認可を受けて以来、川口建設が生産を担当してきた。

 コストは加工しない木材に比べ、ほぼ2倍と高価だが、防火基準が厳しい学校や美術館、福祉施設、総合交流施設などの公共施設をはじめ、百貨店や飲食店などさまざまな建築物に取り入れられているという。

 アドコスミックによると、国交省の試験装置で10分間発火しなければ、「準不燃」、20分耐えれば「不燃」の認可が下りる。同社は研究改良を重ね、9月に受けた予備試験では、良好なデータを得た。「年内に最終試験を終えて、来年早々にも認可が下りる見込み」と話している。

 同材料は、燃えない上に、▽注入する薬剤は完全無機系の液剤なので人体への有毒性はない▽木材表面に菌が繁殖しない状態になるため、防腐機能がある▽シロアリを防ぐ、などの特徴も持っている。

 22日、龍神村柳瀬で開かれたイベント「翔龍祭」で、加工していないものと燃え具合を比較する燃焼実験を行った。3階建ての家屋に見立てた60センチ四方、高さ1メートルの箱に、灯油をかけて同時に着火。加工していないものは20〜30分で完全に焼け落ちたが、加工したものは、炭化して黒くなっただけだった。実験は23日にも同会場で行われる。

投稿者: @sushi | 投稿日時: 2003年11月25日 15:46 | 他サイトからのリンク
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投稿者: Buy Fioricet | 投稿日時: 2004年07月21日 18:26
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