南北両極の単独徒歩横断などで知られる冒険家の大場満郎さん(50)が、環境破壊が進む地球の実態を現場から衛星電話で全国の学校に発信し、子どもたちに知ってもらおうと「地球縦回り一周の旅」を構想。6年がかりの計画で、第一弾として来年4月末から3カ月かけグリーンランド縦断に挑む。
大場さんは南極大陸横断の後、2000年に植村直己冒険賞を受賞。今は故郷山形県最上町の300ヘクタールの地に冒険学校を開設。田植えから収穫までの実習や犬ぞり、スキーセイル教室などを通して子どもたちに自然や人の和の大切さを教えている。
「深刻な温暖化や森林破壊、海洋汚染をグローバルな視点でとらえ、自然と調和した生き方を特に子どもたちに提唱したい。このままでは地球が駄目になる」との危機感から一周の旅を計画した。
グリーンランドでは、名古屋大で大気環境を研究する長谷徹志さん(26)と2人で、南端から北端まで約3000キロの内陸氷床をそりを引きスキーも用いて踏破。
大自然や先住民イヌイットの民俗、アジアから流れてくる黄砂や欧州からの汚染大気が及ぼす影響などを調べ、衛星携帯電話で随時教室と結んで子どもたちと質疑応答する。ホームページも開設、さまざまな質問に答えるための国内のスタッフも手配する。
その後も地域を区切り北極、北・南米、南極大陸、オーストラリア、東南アジアなどをカヌーや自転車、ラクダなども使いながら順不同で歩く。6年後に全コースがつながると地球を縦に一周する旅が完結する。
大場さんは「いろいろ迫力ある情報を発信できると思う。生きた勉強を通して子どもたちに考える力を養ってほしい」と話す。
計画に賛同する学校や、各地域で同行を希望する若干の隊員を募集中。問い合わせ先は事務局、電話03(5807)8313、FAX03(5807)8301。
ホームページは http://www.geocities.jp/chikyutatemawari/
投稿者: @sushi | 投稿日時: 2003年11月15日 23:51 | 他サイトからのリンク