県内初の市民立共同発電所設置を目指し活動しているNPO(非営利組織)「みどりの学校」(甲府市宮原町、芦沢公子理事長)は13日、甲府市国母8の法光寺(竜沢泰孝住職)の屋根に太陽光発電パネル20枚を設置した。02年8月の発足以来、200社以上の県内企業に協賛を呼びかけるなどの苦労が実り、芦沢理事長は「設置費用を集めるのに苦労したが、多くの人の協力でようやく実現できた」と喜びを語った。
パネル設置費用は約300万円。みどりの学校は寄付の呼びかけとともに、県からNPOの認定を受けて経済産業省所管の外郭団体「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」から設置費用の半額支援を取り付けるなど、活発に活動を展開。9企業・団体と70人の個人からの寄付も得て、費用が集まった。
この日は関係者約10人が屋根の上に上り、縦1・3メートル、横1メートルのパネル計20枚を順に並べていった。パネル全体の最大発電量は3キロワット。1年間に二酸化炭素1・2トン分の排出を抑制する効果がある。
みどりの学校は今後、発電パネルをテストして売電設備を整え、来月の完工式に備える。今後、自治体と協力し、公民館などにパネルを設置したい考えで、売電して得た利益は次の発電所の設置などに使用する予定。【宇都宮裕一】(毎日新聞)