江戸時代の生活からリサイクル学ぶ 塩尻市で第1回推進講座
中日新聞
塩尻市役所で、ごみの減量や循環型社会について学ぶ「リサイクル推進講座」が始まった。計三回の講座には四十人以上の申し込みがあり、市民の関心の高さをうかがわせた。
第一回は、松本城下の町人地の発掘調査に当たった松本市文化課の竹内靖長さんから「江戸時代から学び、そして見直そう私たちの生活」と題する講演を聴いた。
竹内さんによると、江戸時代後期に約二万人が暮らしていた松本城下では、敷地内に直径一・五メートルほどのごみ穴を掘っていた。その穴からは陶磁器や下駄(げた)、貝殻、職人道具、人形やこまなどさまざまなものが出土した。
歯がほとんどなくなるまではいた下駄、すり目がなくなるまで使われた「すり鉢」、漆(うるし)継ぎや焼き継ぎで修復した陶器などから「使い尽くしてごみにしたり、再使用するなど、物を大切にしていたことがうかがわれる」とした。さらに金属製品はほとんど出土せず、「鍛冶(かじ)屋の地金用に再利用されていたと思われる」と、江戸時代からリサイクルが行われていたとした。
次回(二十日)の講座は飯田市や愛知県岩倉市のリサイクル工場視察をする。 (須田 唯仁)
投稿者: @sushi | 投稿日時: 2003年11月12日 14:00
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