河川水のフレッシュ度に関するご意見の募集について

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概要
近年、上水道水源となっている河川水の水質に対しては国民の皆様の意識がますます高まっていることから、このたび、河川局では、対象河川における流域からの排水量等を調査することにより、代表地点における「フレッシュ度」を算出し、取りまとめることとしました。まず、全国の15の河川において種々の仮定のもとに「フレッシュ度」を試算したところ、表のような結果となりました。そこで、今回は、今後の進め方等の参考とするため、国民の皆様からご意見等を募集するものです。

具体的内容
国土交通大臣が直轄管理する河川のうち、流域に比較的大きな都市を抱える河川について、「フレッシュ度」を算出しました。「フレッシュ度」が高いほど、上流において利用された水量が少ないことを表します。また、各河川における上流と下流の「フレッシュ度」を比較するため、複数の地点において試算した河川もあります。

「フレッシュ度」:(1−上流での既使用水量/河川流量)×100%
※既使用水量とは、生活排水、下水処理場等排水、工場排水及び畜産排水の量とした。農業用水に由来する排水については、河川に対する負荷の程度が現段階では不明であるため、今回は算入していない。

この定義式からも分かるように、「フレッシュ度」は上流において使用された水量のみをもとに算出するものであり、上流域における水質浄化の取組が必ずしも反映されるものではありません。しかし、「フレッシュ度」が高いほど水質事故等のリスクは一般的には低くなるものと考えられ、河川水のリスク管理の観点から、有効な指標となり得るものであるということができます。今回の「フレッシュ度」の算出は、この点に主眼を置いたものです。

結果
全国の代表河川における「フレッシュ度」を表に示します。特に都市化の進んだ関東の各河川や京都・大阪を流域に抱える淀川において、指数が低くなる傾向にあります。なお、多摩川の調布取水堰では、水質が悪化しているため、東京都水道局が取水を停止している状況です。

今後の予定
今回の調査は、様々な仮定をもとに試算したものであり、今後は流域に関するさらに詳細な調査を実施し精度をより高めていくとともに、結果に対して寄せられたご意見等を踏まえ、「フレッシュ度」の算出方法、活用方法等について、名称も含めてさらなる検討を行うこととしています。そして、今年度中には、国土交通大臣が直轄管理するすべての水系において調査を実施し、その結果を公表する予定です。 しかし、この指標のみをもって流域の水循環の良し悪しを評価するものではなく、あくまで国民の意識の高まりに応えるための一つの指標の候補であるということに留意する必要があります。
今後とも、河川環境課は、流域住民の水循環に対する意識の高まりに応えるとともに、国土交通省土地・水資源局水資源部や厚生労働省健康局水道課等関係機関とも連携して、流域対策や取排水系統、望ましい水循環系の在り方等について検討を行い、よりよい水循環のためのソフト・ハード施策を進めてまいります。

ご意見等の募集
今回の調査結果及び今後の進め方に対して、特に以下の視点から、皆様のご意見をお寄せください。
「フレッシュ度」の名称について
「フレッシュ度」の算出に当たって考慮すべき事項について
今回算出された「フレッシュ度」の値について

様式は任意といたしますので、以下の要領でお寄せください。なお、皆様からいただいたご意見等につきましては、個別には回答いたしかねること、及びいただいたご意見の内容については公開される可能性があることを、あらかじめご承知おきください。募集期間は、平成15年12月10日(必着)までといたします。

(1)電子メールの場合
KASENKANKYOU@mlit.go.jp
(2)郵送の場合
〒100-8918 東京都千代田区霞が関2丁目1−3
国土交通省 河川局 河川環境課 あて

投稿者: @sushi | 投稿日時: 2003年11月12日 01:13 | 他サイトからのリンク
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