「長い進化の末に誕生した人の体の中には、『内なる自然』があります」 (河合雅雄・人類・生態学者)

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20世紀は「外なる自然の破壊」の世紀だったが、21世紀は「内なる自然の破壊」が大問題になる、いや、すでになっていると考えています。

外なる自然とは、大気や水、森林など外界のことです。一言で言うと地球環境問題ですね。
20世紀の急激な技術文明の発達の陰の部分として、地球全体の環境破壊が起こっています。これは21世紀を通じての大きな課題でしょうが、二酸化炭素(CO2)の排出抑制やフロンガス規制など、すでに世界的な取り組みが始まっています。

ところが、内なる自然破壊に関してはまだ無防備です。内なる自然とは、私たち自身のことです。人の体は、何百万年にも及ぶ進化の過程でできたものです。人間自身がつくったわけではありません。つまり長い進化の歴史を背負った、もう一つの自然なのです。

この内なる自然が大きく変わり始めている。典型例として、バイオテクノロジーの進歩があります。たとえば日本人の女性が、海外で他人の精子と卵子を“購入”して、金髪で青い目の子供を生むことができる。また、異種間移植といって、ブタやヒヒの臓器を人間に移植する研究も進んでいる。(談)

(日経エコロジー12月号に全文が掲載されています)

【略歴】
1924年、兵庫県篠山町(現篠山市)生まれ。52年京都大学理学部卒業。アフリカでゴリラの生態の研究などに従事。70年に、京都大学霊長類研究所教授。その後同研究所所長、日本モンキーセンター所長などを歴任。現在、京都大学名誉教授、兵庫県立丹波の森公苑長。著書多数。近著に『森に還ろう』(小学館)

投稿者: @sushi | 投稿日時: 2003年11月10日 18:41 | 他サイトからのリンク
この投稿へのコメント

In the consciousness of the truth he has perceived, man now sees everywhere only the awfulness or the absurdity of existence... and loathing seizes him.

投稿者: online casino | 投稿日時: 2004年10月20日 19:08

If a little knowledge is dangerous, where is a man who has so much as to be out of danger?

投稿者: penis enlargement | 投稿日時: 2004年10月20日 19:09

Metaphysics is the finding of bad reasons for what we believe upon instinct, but to find these reasons is no less an instinct.

投稿者: penis enlargement products | 投稿日時: 2004年10月20日 19:10
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