皆様、おきていらっしゃいますか?
通りに出ると、Yがこちらに向かって手をふっているのが見える。
いやもしかしたら、彼はJかもしれない。
通りに出ると、Yがこちらに向かって手をふっているのが見える。
いやもしかしたら、彼はJかもしれない。
だんだん顔がはっきりするごとに、遠ざかっていくJの記憶。
彼はYだ。
交通事故に遭ってから、私の脳の働きはびっくりするくらい混乱していて、はっきりとした意識をもって人をみたときでさえ、ぱっと相手を見ただけではわからない状態になっていた。
けれども、ICUで私の意識が戻り、ベット脇で涙を流して笑っている人を見たとき、それが私のお母さんと恋人なんだと直感した。
それがあんまりにも美しい笑顔だったので、ああ、私はこんなにも人に愛されていたんだな。と、思ったら、なぜか私も笑顔で泣いていた。
一時は重度の記憶喪失を診断されていたらしい(母がそう言っていた)が、今はなんとかKという自分の名前や、私の出生や、恋人と親しい何人かの友人のことを想いだせるくらいまでに回復していた。
病院内にある、公園のベンチに座って、日の光を浴びていた。
敷地こそ小さいが、イチョウの木が、きれいに敷き詰められた芝生をくるっと囲み、清潔感のある公園で、園内では、息子のような人に車椅子を押され、楽しそうに笑っているおばあさんや、忙しそうに走り歩きをしている看護婦さん、木の根元にしゃがみ、何かを必死で観察しているハタチくらいの男の子、それぞれの人が、それぞれの思いのまま、それぞれの場所でゆったりとした時間をすごしていた。
虹色の光の中では、一つ一つの風景が、ひとつひとつ完璧で美しく生きている。
みんなこうやってそれぞれが生きているんだな、と、私は普段思わないことを思い、たゆまない幸福の中を泳いでいるように思えた。
Yが私の横にすわり、優しい目をして微笑んでいる。
懐かしいにおいがした。
だけど、いつ、どこでそのにおいをかいだのか、全く思いだせないでいた。
それが悲しくもあったけど、また想いだす楽しみが一つ増えたと思うと、嬉しかった。
これからちゃんと働いて、ちゃんと恋をして、子供を授かり、ちゃんと生活をしていくという当たり前のことが、なんだかすばらしいことのように思え、Yに感謝した。
「すっかり元気になったね。よかった。みんなが待ってるよ。」
そう言われて、私は目をさました。
身体は鈍い痛みが走ると同時にだるく、動かそうにも全身が管だらけで動くことすらできない。
お母さんが泣きながら、私の手をぎゅっと握った。
「もう大丈夫です。意識は回復しましたから。」という声がかすかに聞こえてきた。
この懐かしくなる感性が
なぜこんなに好きなのかは自分では分からない。
おい
新曲かい
いいねー
やって22日
忘れなくても おぼえてられずに
あーいつもの朝
眠らないうちに 昇る太陽浴びて
あー新しい朝
いつの間にやら もらってた物は
真新しい何か
moraimono by syotaro
新しい発見は嬉しい
ずっと忘れていたことを再発見するのはとても嬉しい
その喜びに気付いたとき
忘れることの恐怖(ワタシハアルツ???)
から逃れることができました
奇跡は日常のなかにある
あらためてこのことを
思い出させてくれたまっちんに感謝!

これは完全にあっちいってきたね
この世界は奇跡の上に奇跡をのせてできあがっている
のが分かったのですね
すんばらすい
まちんこ小説だ〜わ〜〜〜い
どんどん連載を続けてねん
